蓄積した知識とFOCのノウハウを融合。

多岐にわたるお客様の
要望に応えるために
アウトソーサーとして
勉強していく。

給与計算サービス 運用担当

三河 高志

アウトソーシング事業本部
人事ソリューション部
2013年入社

さまざまな企業とビジネスを行っている魅力

弁護士への道を目指していたのですが、就職したのが社会保険労務士の事務所でした。法律の知識を活かそうと考えたのです。それから数年が経過して、転職を考えるようになりました。私が在籍していた事務所は、個人事務所で、たとえば勤怠管理にパソコンを導入したいなど、お客様の要望に応えられないケースが多々ありました。実際にほかの大手の事務所に鞍替えするお客様もいました。そんな環境の中で、もどかしさが募っていったのです。一方で、仕事をしながら、自費で社会保険労務士の勉強をするために予備校にも通っていました。経験や知識を活かして、新しい環境で仕事がしたい。そんな思いが強くなって転職活動を開始しました。

FOCは転職活動の中で知ったのですが、もともとアウトソーシングサービスには非常に興味を持っていました。多様なサービスを組み合わせるなどして、顧客のニーズに応えることができるのではないかと考えていたからです。そこでFOCを調べていくと、大小さまざまな企業とビジネスを行っていることに加え、ASPとしてシステムを自社開発していました。将来性にも期待できました。これは自分が求めていたフィールドではないか。そう思えたのです。幸いなことに、条件面でも納得できる提示がありました。こうしたさまざまなメリットに魅力を感じて、入社を決意しました。

1円たりともミスしてはいけないというポリシー

入社してしばらくは、FOCの仕組みに慣れることが課題でしたね。それまでは個人事務所だったため、いわば独自の方法で仕事を進めていました。給与計算において、FOCで標準化されたやり方、手順をマスターする必要がありました。年末調整まで1年間やり終えて、ようやくFOCのシステムに慣れたという実感が持てた気がします。現在は、トータルで約1,500名分の給与計算業務に携わっています。今まで私自身が蓄積した知識とFOCの効率的なノウハウを融合させながら、取り組んでいるといったところでしょうか。

スキルや知識以外に、前職までの経験が活きているとすれば、給与計算という業務に取り組む姿勢でしょうか。1円たりとも間違ってはいけないというポリシー。たとえ1円でも、間違っていれば、従業員の方は不安を感じます。それはひいてはお客様の不信感にもつながります。今でもその信念は揺るぎなく、業務に取り組んでいます。

FOCでは、給与計算に関わるフルアウトソーシングを行う顧客も少なくありません。IT系から金融系まで、広範囲の業務に携わることもできます。お客様からの相談内容も多岐にわたります。当然、お客様の要望に応えるためには、私たちもアウトソーサーも勉強しなければなりません。それが自分自身の血になり肉になるのです。

リーダーのあるべき姿を求めていく

時々、給与計算してて面白いですか?と聞かれることがあります。これがじつに面白いんですね(笑)。社会保険の手続きなど、さまざまな細かい業務を積み重ねて、ようやく答えにたどり着く。プラモデルを組み立てるような感覚に似ているのかもしれません。その一方で、自分自身の将来を考えると、業務とは別に、今後はマネジメント力を磨いていきたいと考えています。昨年、年末調整に関するプロジェクトを立ち上げて、PMを担ったのですが、力不足を実感したことがありました。メンバーのモチベーションを高め、共に目的に向かうために、リーダーはどうあるべきか。自分自身、そんなテーマに取り組んでいきたいと考えています。FOCは女性社員が多く、職場の雰囲気もフランクで、風通しもいいですね。男性社員はデスクやPCの設営などで重宝がられています(笑)。

(内容は2015年取材当時)

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