給与計算や社会保険の知識を深めて。

多様な企業の案件を
担当することで、
自分自身の引き出しを
増やしていける。

給与計算サービス  実務担当

岩村 恵利子

アウトソーシング事業本部
人事ソリューション部
2014年入社

医療法人の人事総務部門で感じたもどかしさ

新卒の時の就活では、自己分析から営業職は向いていないのかなと。裏方でコツコツ仕事を進めていくタイプだと考え、事務職を希望しました。そして、ある医療法人に就職し、人事総務部門に配属。主な業務は給与計算や社会保険の手続きでしたが、小さな規模の会社だったので、物品管理や新卒採用など、幅広い業務に携わっていました。ただ、幅広い分だけ、仕事に慣れていくにしたがって、何事も中途半端なもどかしさを感じるようになったのです。広く浅く、ですね。しかも社内には社労士の資格を持っている先輩がいて、どうしてもその方のアシスタントのような役割でした。もっと給与計算や社会保険業務に対する知識を深めたい。そんな思いが次第に強くなっていきました。

当然、転職活動では、給与計算や社会保険に特化して募集を行っている企業を中心に見ていました。その中でFOCを知ったのですが、アウトソーシングという言葉になじみはなく、当初は戸惑いもありましたね。何をするのだろうと。しかし、アウトソーシングという業態の特徴を知れば知るほど、自分には適した環境なのではないかと考えるようになりました。規模も業態もさまざまな企業の給与計算に携わることは、業務の中で知識を増やすことになる。表現はおかしいかもしれませんが、強制的に勉強することになると(笑)。FOCは、私のスキルアップにつながると、転職を決めました。

お客様や社内の調整も大切な役割

入社後配属されたのは、給与計算などを担当するセクション。まず、周りの方の業務をサポートしたり、社員数の少ない企業を担当したり、先輩や上司の方からアドバイスを受けながら、仕事を覚えていきました。入社から2年を経た現在では、50名から200名規模の企業を5社担当しています。前職と大きく異なるのは、外部、つまりお客様と関わることです。もちろん、前職で得たスキルや知識は役に立っていますが、新しい業務が発生する場合は営業担当者と共にお客様を訪問し、打ち合わせをする。イレギュラーな処理が発生すれば、お客様や社内の調整を行う。基本は、あらかじめ決められたスケジュールどおり、お客様からデータをいただき、処理を行うのですが、時にフレキシブルな対応が求められるのです。それは、自分自身のスキルアップにもつながると考えています。

入社当初、お客様にサービスを提供しているという意識は低かったように思います。対価をいただいて、必要なものを提供している。お客様と実際に関わる中で、それが実感できるようになりました。だからこそ、ミスをしてはいけない。品質を大切にしなくてはいけない。データは正しく処理して当たり前。責任は重いのだと、自分に言い聞かせています。そのためか、毎月、何事もなく処理を終えられると、達成感も大きなものがあります。二度と同じミスをしない。ミスをした場合は、原因と対策を追求する。そんな心構えで、日々業務に取り組んでいます。

経験を積むごとに本当のプロフェッショナルへ

お客様との関わりという意味では、もともと人前で話すのが苦手で、今でも緊張してしまいます。それを克服すると同時に、将来はお客様へ新しい提案をできるような存在になりたいと考えています。たとえばこのシステムを導入すれば、どのようなメリットがあるか。課題を持つお客様へ解決策を提示できるような存在ですね。お客様を熟知しているからこそ、できることがあると思うのです。そのためには、私自身、もっと引き出しを増やさなければなりません。そういう意味でも、FOCは恵まれた環境があると思います。担当する企業によって、たとえば給与計算の方法もさまざまです。そこから、多様な知識を得ることができます。その経験を活かすことができます。経験を積むごとに、本当のプロフェッショナルになっていけるような期待感もあります。

(内容は2015年取材当時)

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