アメアスポーツジャパン株式会社様
勤怠管理から給与計算までを一気通貫で対応。人事部門の業務効率が大幅にアップ!
提供サービス:人事,バックオフィスサービス(部門別)
インタビュー

人事総務部 C&Bマネージャー 石崎愛子様
人事総務部 工藤秀幸様
スポーツ用品機器および関連商品の製造・輸入・販売を行うグローバル企業であるアメアスポーツジャパン株式会社。同社は、2018年からFOCの人事・給与アウトソーシングサービスを導入し、業務効率の向上を実現しています。
今回は人事総務部のC&Bマネージャー石崎様と給与計算担当の工藤様に、導入の経緯や効果についてお話を伺いました。
もくじ
1. システム間の連携がとれておらず、人事部の業務負担が増大していた
2. 充実したサポートによりシステム導入後は大幅な工数削減が実現した
3. 専門性を高めた人事体制の構築を目指していきたい
システム間の連携がとれておらず、人事部の業務負担が増大していた
ー アメアスポーツジャパン株式会社の事業内容について教えてください。
石崎:当社は、本社をフィンランドに置くスポーツ用品機器および関連商品の製造・輸入・販売をしているアメアスポーツの日本法人です。主なブランドにはサロモン(Salomon)、アークテ リクス(ARC’TERYX)、ピークパフォーマンス(Peak Performance)、アルマダ(Armad a)、アトミック(Atomic)、ウィルソン(Wilson)があり、アウトドアやスポーツ向けの商品を幅広くとり扱っています。現在の社員数は約500名で、徐々に外国籍の社員も増えてきています。
― お二人の役割やキャリアについて伺えますでしょうか?
石崎:2024年にアメアスポーツジャパンに入社し、人事総務部 C&Bチームのマネージャーとして、報酬と福利厚生、HRシステムの管理を担当しています。入社前も複数の会社で同じような人事の業務に携わってきました。
工藤:私は2022年にアメアスポーツジャパンに入社し、主に給与計算全般を担当しています。また、FOCとの窓口業務も兼任しています。以前は別のリテール企業で7年ほど人事の業務に携わっておりました。
― FOCのサービスを導入する以前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか?
石崎:サービスの導入以前は社内の勤怠システムと給与計算システムとの連携がとれておらず、業務に支障が出ていました。給与計算を外部の委託先に依頼していたのですが、毎月手作業による勤怠データの受け渡し作業が頻発するなど、非効率な業務が多く発生していたのです。
FOCのサービスを導入した2018年頃はビジネスの急成長に伴い社員数も増加しており、手作業での対応も限界に近づいていました。さらに、給与計算の正確性を担保したいこともあり、勤怠管理から給与・社会保険の計算まで一貫したシステムによる業務効率化が急務でした。
充実したサポートによりシステム導入後は大幅な工数削減が実現した
― FOCに依頼することを決めた理由を教えてください。
石崎:FOCを含めた複数の企業を比較・検討していたのですが、最終的にFOCに依頼を決めた理由は2つあります。1つ目は当時導入を検討していた勤怠管理システムにFOCが対応可能だったこと、そして2つ目は他社と比較してコストパフォーマンスが非常に高かったことです。
さらにFOCはシステムの構築にも造詣が深く、システムの各種設定など、複数の業務に対応可能だったことも魅力的でした。サポート対応がスピーディなだけでなく、継続的なシステム運用が期待できる企業だと感じたため、最終的にFOCに依頼することを決めました。
― 現在、FOCにはどのような業務をアウトソーシングされていますか?
石崎:2018年から給与計算と人事関連システムの両方を導入し、それらに関する業務をアウトソーシングしています。具体的には給与計算業務や社会保険・労働保険関連業務、人事システム、業務のワークフローシステム、Web明細システム、勤怠管理システムなどを導入して業務に活用しています。
― サービスの導入後は具体的にどのような変化がありましたか?
石崎:勤怠システムの管理や給与計算をアウトソーシングできることで、大幅な工数削減を実現しました。具体的な変化でいうと、サービス導入直後は1名分の人件費が削減可能となり、最終的にはそれまで3名で行っていた業務を1名で対応できるまでになったのです。導入したシステムは店舗でも操作がしやすく、複雑な設定もFOCにお任せできたことでシステムの安定化が図れました。システムが安定したことで、私たちも人事部内で制度作りに向き合えるなど、他の業務にも注力できるようになりました。
また、社員からの問い合わせに関して、FOCが窓口として直接対応してもらえたことにも非常に満足しています。問い合わせに対しての回答も迅速で、内容も丁寧で非常にわかりやすいです。
工藤:入社手続きや社会保険関連の業務でも、FOCのサポートにより業務負担が大きく軽減しています。2023年には入社した人数は94名だったのに対して、2024年には149名と約59%近く増加しましたが、FOCの協力により急激な業務増加にも対応できました。
その後の年末調整の業務でも、システム入力や書類回収において細やかなサポートを受けられたことで円滑に業務を進められました。当社に入社してから初めて行うような慣れない作業も多かったのですが、FOCのサポートのおかげで円滑に業務にとり組むことができています。
― FOCの担当者とは、業務に際してどのようなコミュニケーションをとられてきたのでしょうか?
石崎:FOCからは給与担当と社会保険担当がそれぞれ1名ずつ専属で付いていただき、いつでも連絡がとれる体制を構築してもらっています。システムへの理解は十分にありますし、メールのレスポンスも早く、そのスピード感には常に助けられていますね。普段は2日に1回ほどメールでの連絡をとっていますが、緊急時には電話でも対応してくれるので、とても心強い存在だと感じています。
― FOCの対応で印象に残っていることはありますか?
工藤:データを送る時にも柔軟に対応していただけたことは、とても印象に残っています。一般的にデータ共有の際には、受けとる企業側が指定したツールを使用することが多いと思います。しかし、それではデータを送る側で加工作業が必要となり、新たに業務時間を確保しなければなりません。その一方で、FOCはこちらの指定するフォーマットでデータを受けてくれるので、当社の負担がとても少なくて助かっています。
専門性を高めた人事体制の構築を目指していきたい
― 今後の展望についてお聞かせください。
石崎:現在の給与計算や社会保険関連、入社手続きについては、このままFOCとともにシステム運用を継続していきたいと考えています。これからは社員数の増加と拡大するビジネスを見据えて人事部門の体制も変えていく予定です。
従来は少人数で採用から給与計算までの業務を全員で担当してきましたが、今後は作業を細分化し、それぞれの担当者が作業領域におけるスペシャリストとして活躍できるような体制作りを目指していきます。当社の業務を熟知しているFOCに依頼できることは大きな武器になると考えているため、今後もコンサルティングなどでサポートをお願いしながら事業を推進していきたいと思います。
― 最後に、FOCのサービス導入を検討している企業へのメッセージをお願いします。
石崎:FOCほど柔軟に対応してくれる企業は、あまりいないのではないかと感じています。定型業務以外の要望にも「できない」とは決していわず、必ず代替案を提示してくれます。課題解決に向けて常に伴走してくれる力強いビジネスパートナーになってくれると思いますので、気になる方はぜひコンタクトをとってみてください。
工藤:FOCは常に親身になって対応してくれるので非常に心強い存在です。初めて給与計算業務を担当することになった私でも、手厚いサポートのおかげで円滑に業務を進められています。ぜひFOCのサービス導入を検討してみてください。
アメアスポーツジャパン株式会社:Webサイト
■企業情報
資本金 | 4億9,500万円 |
---|---|
従業員数 | 500名 |
事業内容 | スポーツ用品やアパレルの輸入と販売、日本市場に適した製品の開発・製造を手掛けている。 |
背景
給与計算は外部委託先に任せており、社内では簡易的な勤怠システムを使用していた。勤怠管理から給与・社会保険計算まで一貫してシステム化することを目指していた。
課題
社内の勤怠システムと外部委託先との給与管理システムが連携しておらず、データの受け渡し作業が頻発。また給与計算が正確に行われない背景や、非効率な業務負担の解消が課題となっていた。
改善ポイント
勤怠管理から給与・社会保険の計算を自動化・システム化すること。
導入の成果
・人事部門の工数削減により、コスト削減と本来の業務に注力できる環境作りを達成した。
・社員からの問い合わせ対応をFOCに一任することで、問い合わせ対応の効率化を実現した。
・勤怠管理から給与計算まで一貫したシステムにより、給与計算の正確性も向上した。
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