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2020.01.23 掲載 2023.09.12 更新

経理アウトソーシングのメリット・デメリット比較。要点を押さえよう

経理代行によって業務の効率化、コスト削減を実現する

FOC経理アウトソーシング


経理は必ず発生する業務です。しかし経理担当者の退職などで、経理処理の継続が難しくなるケースはしばしば発生します。そんなとき、経理アウトソーシングを頼ってみてはいかがでしょうか。経理アウトソーシングの要点について解説します。
 

経理アウトソーシングとは

経理アウトソーシングとは、会社の経理業務の一部または全てを代行してくれるサービスのことです。事業規模や業務内容に合わせてさまざまな会社がサービスを展開しています。 まずはどのような業務を代行してくれるのか、経理アウトソーシングの実態について把握しましょう。

主な業務内容
経理アウトソーシングが行ってくれる主な業務には以下のようなものがあります。
・記帳業務
・売掛金、買掛金の管理
・経費精算
・給与、税金、保険の計算
・決算書の作成や申告
その他にも、経理に関するコンサルティングをはじめ、経理業務全般を請け負う会社もありますが、会社ごとに料金や請負可能な業務に違いがあるため、依頼する前に自社のニーズを満たすサービスがあるかを確認する必要があります。
 

経理アウトソーシングのメリット

経理アウトソーシングを利用する企業は規模を問わず多くあります。経理アウトソーシングを利用することでどのようなメリットが生まれるのかを、まずは解説しましょう。

業務の安定化
経理業務をアウトソーシングするためには、まず業務フローを見直し、定型業務を切り出すことになります。業務を標準化してアウトソーシングすることで、業務の安定化につながります。
また、売上と伝票の突き合わせや経費精算、売掛金買掛金チェックなど定期的に発生し、かつ手間のかかる定型業務を代わりに処理してもらうことで、経理担当者の業務効率や生産性が向上し、コア業務に専念できることが大きなメリットとなります。
人員の増減を気にしなくてよい
経理の業務は専門性が必要なため、経理担当者が退職すると、後任の教育や求人などが大きな課題となってしまいます。 経理業務をアウトソーシングすることで、採用、労務、教育といった担当者の人材管理の負担が軽減され、人員の増減に気をとられずに業務に集中することができます。
コストの削減が可能
経理業務を社内でまかなうには、繁忙期に備えた人員確保、専門的な知識の教育、採用のための費用や社会保険等のコストが必要になります。人員コストに加えてシステムの導入や運用に関連する費用もかかります。しかしアウトソーシング会社では、スキルを持った人員が業務に当たるため、採用や教育にかかるコストの削減が可能になります。 加えて経理のプロによる作業であれば、自社の人員よりも人数を減らすことも期待できます。
不正防止につながる
経理は専門性が求められるため、同じ担当者が長期にわたって業務を行うことが多く、情報がブラックボックス化しがちです。それがときに不正を招くこともあります。 しかし経理アウトソーシングを利用することで、経理の体制をオープンにし、契約の範囲内で相手に対し補償を求めることも可能です。
また、経理のミスは会社の信用にも直結するので、業務には正確性が求められます。知識や経験の乏し人には難しい業務なので、専門家に任せることでミスの発生を防ぎ、法律や税制の改正にも迅速に対応することができます。
 

経理アウトソーシングのデメリット

一方、経理アウトソーシングにどのようなデメリットがあるのかをご紹介します。メリットと比較した上で利用を検討するようにしましょう。

事務処理に時差が生じる
社内での業務と異なり、社外での作業となるため、処理に時差が生じやすくなります。しかし従来、紙の書類だったものをデータ化することで、経理業務のペーパーレス化が進み、社外での処理の時差を少なくすることも可能となってきました。
逆に割高になる場合もある
経理アウトソーシングを利用すると、かえってコストがかかる可能性があることも否めません。 業種・業態によって、仕訳数などや経理の方法は異なります。それに全て対応してもらおうとすると、社内の人員で処理した方が安くなる場合も考えられます。また、スタッフの専門性が高い場合、費用も高くなることがあります。 自社のやり方に合わせられるのか確認し、委託する業務範囲を調整しながら検討する必要があります。
セキュリティ上のリスク
経理アウトソーシングでは、自社の経理データを外部と共有することになります。そのため、安易に費用を抑えようとセキュリティ対策が施されていない会社に依頼してしまうと、データ漏洩のリスクも懸念されます。データの取り扱いがしっかりした会社であるか確認することをおすすめします。また、窓口となる担当社員にもセキュリティに対する教育を行うようにしましょう。
社内での育成が難しくなる
外部の人間に経理業務を一任していると、内部に経理のノウハウが蓄積しにくく、担当者の育成も難しくなります。しかし、アウトソーシング導入時に業務仕様書を作成したり、処理に対するQ&Aなどの情報を共有してくれるアウトソーシング会社もあるので、確認しましょう。また、社内のマネジメントや社員育成をサービスの一環として行っている会社もあります。
 

まとめ

経理アウトソーシングを利用することで、業務が安定化し、人員の増減にも気をとられず、経理担当者がコア業務に専念できるというメリットが挙げられます。またコスト削減も期待できそうです。 しかし一方で、セキュリティのリスクや、社内での経理人材の育成が難しくなることなどがデメリットと言えそうです。 経理アウトソーシングを依頼する際には、メリットとデメリットをしっかりと理解し、自社に合ったアウトソーシング会社を選びましょう。
 
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経理代行によって業務の効率化、コスト削減を実現する

FOC経理アウトソーシングは、経理に関連した業務全般の問題、課題を把握・整理したうえで、最適な業務運用をご提案、実行いたします。また庶務業務、給与計算業務も含めたトータルサービスもご提供しております。この効果として経理担当者は、本来やるべき業務に集中することができます。

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