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2020.01.22 掲載 2024.03.11 更新

【2023年度版】おすすめ経理アウトソーシング(経理代行)サービス比較5選

経理は企業運営において欠かせない業務です。しかし人材不足のうえ専門性の高さやコスト管理の難しさから、近年は経理アウトソージング(経理代行)に注目が集まっています。

本記事では、経理アウトソーシングを提供する企業5社の比較とともに経理アウトソーシングのメリットやデメリット、比較ポイントも説明しています。

今後の経理アウトソーシングを検討時に参考にしてください。

経理アウトソーシングサービス提供会社おすすめ5選

経理アウトソーシングサービスを提供する会社、おすすめの5社紹介します。

大手向け パソナ

人材派遣会社の大手である株式会社パソナは経理アウトソーシング・BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)も提供しています。
大手向けにサービスを提供しており、お客様の目的や課題に合わせて場所(お客様オフィスもしくは自社センター)や契約形態(アウトソーシングや人材派遣)を組み合わせて提供することが可能です。

株式会社パソナ
https://www.pasona.co.jp/clients/service/bpo/accounting-finance/

優秀人材の集まるNOC

NOCは設立から30年にわたり続いている企業であり、アウトソーシングの実績は1000社以上にものぼります。
まだ経理アウトソーシングが世間から注目を集める前から蓄積されたノウハウやキャリア、そして人材を強みとしている企業です。
現在は東証プライムである芙蓉総合リースの子会社であるため信用もあります。
対応可能な企業規模も幅広く、業務改善のアドバイスも行っています。
1000人を超える専門スタッフ(全サービス合算)が在籍しているため、高度な依頼内容も引き受けることが可能です。

NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社
https://www.noc-net.co.jp/account/

経理以外の事務処理も対応 パーソルワークスデザイン

2018年にパーソルグループ数社が統合し、経理を始めヘルプデスク・コールセンターなどの代行も提供する会社です。
DX化による工数削減(サブシステム開発やAI-OCR活用)が可能であり、お客様指定のシステム運用や個別対応も可能です。

パーソルワークスデザイン株式会社
https://www.persol-wd.co.jp/service/bpo-service/accounting/

オーダーメイド型のNTTビジネスアソシエ東日本

こちらはNTTグループが提供しているアウトソーシングサービスで、NTTの経理シェアードサービスセンターで培われたノウハウやスキルからサービスを提供しています。
NTTのグループ内から実績のある人材を採用したオーダーメイド型のアウトソーシングを行って、会計業務から決算業務に至るまで幅広い業務を委託できるのが特徴です。
またコンサルティングや経理人材育成のサービス業務など、将来的な経営を見据えたサポート業務も行っています。

株式会社 エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ東日本
https://www.nttba-east.co.jp/service/account/accounting_service.html

LIXILグループのLIXIL住生活ソリューション

こちらは建築材料・住宅設備機器の大手であるLIXILグループが提供している経理アウトソーシングサービスです。売掛金の管理や支払いデータの作成、請求書の発送など経理に関する業務を幅広く委託できます。
実際に担当スタッフが対面で対応してくれる『訪問型』、データを送るだけの『センター型』の2種類の委託方法があるので、自社の体制や予算に合わせて選べる点がポイントです。

株式会社LIXIL住生活ソリューション
https://www.keirijimu.jp/

以上、紹介した5社以外にも様々な特徴がある経理アウトソーシングサービスがあります。

例えば会計士や税理士を社内で抱え、専門性を活かしている会社や、在宅ワーカーを活用し比較的低価格でサービス提供ししている会社などが挙げられます。

経理アウトソーシングの選び方と比較ポイント

数ある経理アウトソーシングサービスの中からどの企業を選ぶべきか、選定する際のポイントを押さえておきましょう。

依頼可能な業務内容か

一口に経理と言っても、その業務は多岐にわたります。アウトソーシングを行う企業ごとに請け負うサービスや価格帯が変わってくるため、まずは外部委託を考えている業務内容に対応しているサービスを選定しなければなりません。

料金が安くても、自社のリソースが思った以上に要求された結果、工数が思った以上にかかってしまうこともあります。無料期間やトライアルを設けているサービスも少なくないため、まずは試用期間を設けてみるのもおすすめです。

専門家が在籍しているか

経理業務の中では比較的簡単な、給与の計算や請求書の作成などでも、法律的な知識をしっかり把握した人間が行う必要があります。経理上のミスはときに、企業の信頼にも関わる場面があるからです。

また、専門家に経理を任せることで経営に関する助言を求めやすくなるというメリットもあります。

委託先の企業に公認会計士や税理士などの専門家が在籍しているかどうかを確認しましょう。特に重要な内容を任せるのであれば、単価がかかっても専門家に依頼することが必要です。 

セキュリティがしっかりしているか

セキュリティ対策をきちんと行っている会社を選択することが必要です。
建物は堅牢か、執務室は関係者以外立ち入れないか、伝票等の書類の保管はどうしているか、使用パソコンにアンチウイルスソフトを導入しているか、など自社の重要な情報をやり取りするので必ず確認するようにしましょう。

コストと内容のバランスに納得がいくか

経理アウトソーシングの費用相場には事業規模や専門性、どこまでの業務を依頼するかによってばらつきがあります。注意しなければいけないのは、安易にコストが安いという理由で決定すると、かえって苦労するケースがあるということです。

経理業務は企業の業種や業態によってかなり違います。そのため、専門性の乏しい会社に依頼すると、細かいところまで対応してくれないケースや、場合によっては断られてしまうこともあります。 中途半端なパフォーマンスでは外注する意味は薄いでしょう。経理アウトソーシングを利用する際は、かかる費用より、サービスの内容を重視すべきです。

事前に無料相談ができるか

日々アウトソーシング先の運用担当者と情報のやり取りが発生します。また追加の相談などで営業担当と面談することもあるでしょう。
どんなにアウトソーシング自体の業務品質がよくてもレスポンスが悪い、真摯に相談にのってくれないなどの相性があります。

経理アウトソーシングを行っている会社の中には、無料相談を引き受けているところがあります。

営業の提案だけではなく、運用担当者との相性を知るうえでも、自社の困っている点や見積もりについて相談してみると良いでしょう。 どの程度でレスポンスが返ってくるか、対応の誠実さやスタッフとの相性の良さなどを知ることができます。

経理アウトソーシングとは メリットとデメリットも説明

改めて経理アウトソーシングについて説明します。

ベンチャーから大企業まで一貫して、経理は欠かせない重要な業務です。しかし近年は記帳や請求書作成、振込といった汎用性の高い作業をアウトソーシング(外部委託)する企業が増えている傾向にあります。

経理代行でできること

経理代行サービスでは、主に以下のような業務を代行してくれます。
・記帳代行
・掛取引の管理
・給与計算
・年末調整
・決算書の作成
・法人税の申告
これらを含めた経理に関わる全般的な業務を代行してくれるほかに、経理に関するコンサルティングや業務改善、経理のDX化などを請け負う代行会社もあります。

具体的な代行例

記帳代行や会計帳簿のチェック

日々の売上や取引履歴などを記帳する帳簿作成業務を代わりに遂行してくれます。料金は仕訳数によって大きく変わるようです。 また、帳簿の内容が法的・税務的に問題がないかどうか、残高との整合性がとれているかといった会計帳簿のチェックも行ってくれます。

決算処理に関する業務

月次・年次決算報告書の作成や、業績報告を行ってくれます。書類の提出までを行い、企業側としては控えや書類の原本を受け取るのみです。 決算書を作成するツールの導入に加え、決算修正や財務分析などを行ってくれる経理代行会社もあります。こちらの業務まで行ってくれるのは、専門の税理士や公認会計士が在籍している代行会社に限られる点には注意が必要です。

給与計算代行や年末調整作業

毎月支払う給与計算を代行してくれます。社会保険や所得税、その他の手当についても計算してくれるかで従業員1人あたりの単価は変わってくるようです。 また年末調整についても代行してくれるサービスは多いようです。多忙な年末の時期に業務が集中しがちな経理業務を一手に引き受けてくれますので、この時期のみに経理代行サービスを利用するということも可能です。

依頼体制

経理アウトソーシングの依頼体制には主に2つの体制があります。

リモート型

経理業務をアウトソーシング会社のセンターで処理を行う体制です。多くのアウトソーシング会社がこの形態を取っています。メリットは数多くのお客様の経理業務を集約し一括で処理することでスケールメリットが生まれ低価格でサービス提供ができるようになります。また、品質が「人に依存しない」ので業務の標準化も可能です。

訪問型(常駐型)

お客様指定の場所で業務運用を行います。メリットは情報が社外に出ないためセキュリティが高い、自社経理ソフトを使用してもらえるなどが挙げられますが、デメリットとしては派遣されるスタッフのスキルに依存することやリモートに比べて料金が高くなることです。

経理アウトソーシングのメリットとデメリット

経理アウトソーシングのメリット

コスト削減

経理アウトソーシングによって企業はコスト削減を見込めます。経理を内部リソースでまかなおうとすると、業務の少ない時期であっても人件費を固定で捻出しなければなりません。しかし、アウトソーシングなら必要な時期に人員を補充すればよいため、人件費を業務に合わせて調整できます。

業務の専門性

アウトソーシングでは経理のプロフェッショナルが仕事を行うため、専門性の高いサービスを受けることが可能です。税法や社会保険は毎年改正される可能性もあり、経理業務を行うスタッフは専門性の高さが求められます。

業務の見える化

経理担当者だけが情報を抱えるようなブラックボックス化が発生しにくく、また経理技能を持ったスタッフの育成や募集にリソースを割かずにすみます。

経理DXの促進

経理の電子化が促進されることです。近年データ化が推進されていますが、まだまだ紙の帳票で処理を行っている企業が多いです。社内だけで電子化を推進するのが難しい場合、第三者の立場であるアウトソーシング会社を利用して推進することができます。

例えば、経理システムのクラウド化、電子帳簿保存法への対応、AI-OCRの導入などをアウトソーシング会社と協力して環境構築をすることができます。

経理アウトソーシングのデメリット

一方で経理代行サービスのデメリットもあります。

社内の経理人材が育たない

社内で経理の担当者を育てにくいということでしょう。経理業務全般を外注し社内に経理担当者を雇用しない場合は、将来的にも経理代行サービスを利用せざるをえません。

セキュリティ

アウトソーシング会社のセキュリティ管理が十分だとしても、データが外部に出ていくので情報漏えいの危険性もデメリットと言えます。

支払いコスト

当たり前ですが社外への支払いが発生することです。
よくあることですが、「社員が担当している=コストがかかっていない」「外注する=コストがかかる」と錯覚される方います。人件費なのか外部委託費なのか、どちらが会社にとってメリットがあるか比較することが重要です。

イレギュラー対応・柔軟性

思った以上に柔軟ではないことです。アウトソーシングはあらかじめ決められた業務を行うため、急に発生した業務を契約なしで依頼することはできません。そのため突発的に発生した業務を今日中に終わらせなくてはいけないような場合は対応できないケースがほとんどです。

ただし、これらのデメリットについては外注先を厳選することで解決が可能です。

まとめ 効率アップとコストカット

本記事では5つのおすすめの経理アウトソーシングを提供する会社を紹介しました。ある程度有名な会社を挙げた理由は、会社としての信用度を重視したためです。

経理アウトソーシングを検討する際は、この5社のどこかにまずは話を聞いてみて、業界の基準を確認し、その他のアウトソーシング会社含めて自社にマッチした会社を選定してください。

最後に経理アウトソーシングを使うもっとも大きなメリットは「経理の作業にリソースを割くことなく本来やるべき作業に集中できる」という点です。

また、専門家の手で経理業務を行ってもらえるので、業務を正確に、よりスピーディーに進められるようになります。

支払いが発生するものの、給与以外の見えない費用(教育費、保険料、システム保守費など)を考えるとコストカットの面でも経理アウトソーシングは有効な手段です。経理担当を常駐させておく必要もなく、経理技術を持った人員が最低限の工数で業務を行うため、人件費の削減に期待できます。

興味はあるが、話を聞くまでに至っていない方へ。一度気楽に相談してみてはいかがでしょうか。すぐに導入せずとも将来の効率化に向けた有用な情報にもなります。

経理代行によって業務の効率化、コスト削減を実現する

NOC経理アウトソーシングは、経理に関連した業務全般の問題、課題を把握・整理したうえで、最適な業務運用をご提案、実行いたします。また庶務業務、給与計算業務も含めたトータルサービスもご提供しております。この効果として経理担当者は、本来やるべき業務に集中することができます。

サービスの特徴

  • 課題に応じたサービスアレンジ
  • 経理経験者が業務を設計・代行
  • 最適なIT・クラウド環境整備支援
  • 業務改善のアドバイス・財務コンサルティング

NOCは、30年/1,000社以上のノウハウを活かし、御社のコア業務の生産性向上、バックオフィス部門のコスト削減に貢献します。

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ライタープロフィール

くもと編集

マーケター兼編集者
NOC 当コンテンツの編集者。 宝飾業界と広告会社を経て2008年 NOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。 「NOCのサービスに直接関係のない記事であっても、読んでくれた方の役に立つ情報をお伝えしていきます。」

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