くもと編集
マーケター兼編集者
FOC 当コンテンツの編集者。
宝飾業界と広告会社を経て2008年 FOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。
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人材サービスもアウトソーシングも“外部リソースを活用し、代わりにやってもらう”という点では同じようなサービスといえますが、“代わりにやる人”だけを供給してもらうのか、“代わりにやってもらう業務”を依頼するのか、いう点で方法が全く違います。
この違いを混同している人は多く、「アウトソーシングを検討している」という問合せでも、詳しい話を聞いてみると人材派遣の問合せだった、というようなことはよくあります。
今回は、人材サービスとアウトソーシングとの違いを説明しつつ、状況によってどちらを選択するべきか、を解説します。
この記事の目次
仕事が回らない、急な退職がある、人件費を抑制したい、といった課題がある場合、解決手段のトップは人材サービス、特に「人材派遣を利用する」ではないでしょうか。
人材派遣の特長は、必要なタイミングで相応のスキルをもった人材を人材派遣会社から素早く派遣してもらえるので、業務に穴を開けずに済むということです。
就業してもらう時間帯も指定できますし、当然、契約範囲内で直接指示を出すことでもできます。(※常駐型アウトソーシングの場合、実務担当者に直接指示を出せません)
また、パートやアルバイトと違い、社会保険の負担もなく、単純に時間給(人材派遣会社のマージン含む)で働いてもらうことができます。
人材派遣は自由化業務の問題(2014年12月現在)もありますが、それをもってしても企業にとっては活用しやすい手段であるといえます。
一方、アウトソーシングは、業務そのものを切出して、代わりに行うという手段です。そのため、業務に携わる人材の勤怠管理や教育、派遣交代時の引継ぎ負荷などを、依頼する会社は一切管理する必要がなくなり、かつ、業務品質の安定化が見込めるため、一旦軌道に乗るとかなり楽になります。
つまり、業務自体を切り出し、予め取り決められた成果物をきちんと納品することがアウトソーサーの価値であるため、アウトソーサー側の人員が退職しようが交代しようが、依頼側には関係ないことになります。
その代わり、導入前の準備に時間がかかることやルールの変更に若干に時間がかかってしまうこと、ノウハウが社内に蓄積されないなどのデメリットがあります。
人材サービスが良いのか、アウトソーシングが良いのか、簡単な判断基準は以下になります。
判断に迷う業務例として、経理、特に仕訳・入力作業があります。経理担当者が1名程度でできる業務量であれば、人材派遣が向いています。しかし業務量が多く、毎日処理をしなくてはいけないような状況であればアウトソーシングのほうが向いています。
人材サービスは人材派遣のほかに、人材紹介、紹介予定派遣というサービスがあります。
人材紹介は、人材派遣とは違い、自社で雇用することが前提で、人材紹介会社を通じて、欲しい人材を紹介してもらえるサービスです。
求人サイトやハローワークと違い、人材紹介会社のエージェント(コンサルタント)が欲しい人材を探してきてくれるため、効率良く採用ができます。
また、採用のタイミングで紹介会社へ取り決めた報酬を払う、成果報酬型という点でも採用費を効率的に使える点もメリットです。
アウトソーシングとの違いでいえば、社員で業務を行いたいか否かで判断すると良いでしょう。(社員で業務を行いたいと考える合理的理由があることが前提です)
紹介予定派遣は、試用期間を派遣社員として就業し、就業者と企業の双方が納得したうえで、直接雇用に切り替えるサービスです。
採用に関わる業務を派遣会社に代行させることで時間とコストの削減ができ、人柄や社風に合うか確認した上で採用をすることができます。また業務経験の浅い求職者であっても、雇用のリスクを軽減することができます。
“直雇用をする”ということが前提ではありますが、必ずしも正社員雇用する必要はありません。
2013年から人材不足が顕著になっています。各社とも人材確保のため相当な苦労していますが、直雇用するべき仕事か、人材派遣もしくはアウトソーシングで対応するべきか将来的なことを考えて柔軟に選択することをお勧めします。
自社の売上/利益の源泉になる業務であれば、人材紹介や紹介予定派遣を活用した直雇用を選択し、好不景気関係なく、定型的な業務が必ず発生する場合はアウトソーシングを選択、スポット的に発生する業務やアウトソーシングでは対応できない業務は人材派遣を選択、というように各手段の特性を活かしたサービスを選択することが望ましいです。
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ライタープロフィール
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