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2014.10.24 掲載 2024.04.03 更新

【アンケート結果】アウトソーシングを検討した企業担当者の4割が実際に導入している

アウトソーシング導入状況

「実際に導入をしたか」という質問に対しての回答

人事、総務、経理、ITなど管理部門系業務のアウトソーシングを検討した4割(正確には39.8%)の企業担当者が、導入まで至っていると回答しました。

2014年10月、管理部門系のアウトソーシングを決裁する立場の方400人(主に部門管理者)に対してFOC独自のアンケート調査を実施した結果からのデータです。
※管理部門系業務について「総務庶務」「経理」「財務」「労務」「給与計算」「採用」「研修」「IT機器保守運用」「ヘルプデスク」「その他」をセグメントし調査を行っています。

予想以上の導入率でした。
アウトソーシングというと、コスト削減や業務効率化などポジティブなイメージがある一方、リストラ、情報漏えい、社内ノウハウの空洞化などネガティブなイメージもあります。

また、通常は工場での組立てや研究などの業務委託をイメージすることが多く、管理部門のアウトソーシングは、あまり認知されず、導入までも簡単にはいかない印象がありました。

アウトソーシング導入4割の目的・きっかけは

4割の企業担当者に「どんな目的・きっかけがあって検討を始めたか」を聞いたところ、予想通り「業務効率化」「コスト削減」を目的することが多数を占めました。そのあとに「組織改革」「システム導入・入替え」「担当者退職・異動」と続いています。
(「業務効率化」「コスト削減」という目的と、「システム導入・入替え」「担当者退職・異動」のようなきっかけを一緒に聞くことは正しくないですが、ぱっと頭に浮かぶ社内要因のひとつとして便宜上まとめており、また複数回答ができるような形式で聞いています)

外的要因を見てみますと「競合他社のシェア拡大」や「マーケットの拡大」などが多く、企業がおかれている市場の状況が大きく関係している結果となっています。

内的要因と掛けあわせてみてみますと、「競合他社のシェア拡大」や「マーケットの拡大」を選択した回答者は、「業務効率化」や「コスト削減」を選択していることも多く、自社の競争力を高めるためにアウトソーシングを検討しようとしていると推測ができます。

また、2番目に多かった「採用難度上昇」も見過ごせません。ここ1年で新卒、中途含めてほしい人材が採れない状況が続いています。人を採用して、一から教育を施し、業務を行うことよりは、業務自体をアウトソーシングし、必要なノウハウをすぐに活用することを期待していると考えられます。

どんな業務を導入したか

「どんな業務を検討したか」という質問に対しての回答

  

多かったのは「IT機器保守運用」「給与計算」でした。

IT関連は、もともとシステム開発分野でアウトソーシングを活用されてきた歴史もあり、その延長で、保守運用やヘルプデスク業務もアウトソーシングされやすいといえます。また、社内に専門知識のある人材がいない、ほしい人材が採用できないという理由からもアウトソーシングを導入していると考えられます。

給与計算は、定型的な業務であることと、導入前に比較的効果のイメージがつかめるため、導入しやすい分野になります。

アウトソーシングのイメージ

「アウトソーシングのイメージは」という質問に対しての回答

アウトソーシング自体のイメージについても聞いています。やはり「コスト削減」と「業務改善」で5割を超え、目的・きっかけの質問と同じような結果が出ています。

「情報漏えい」や「セキュリティ不安」の回答も多く、アウトソーシングが、外部の人間が業務を行う、社外に業務を切出すという特性以外にも、最近にあった個人情報漏えい事故の影響を受けている可能性があります。

約半数の企業担当者が導入した理由

4割の企業担当者が導入したと、回答している結果をみると、想像していた以上に管理部門系のアウトソーシングが浸透していることがわかりました。

過去、アウトソーシングを検討しても、結果として社員で引続き行う、派遣社員を活用する、などを選択する企業は多くいらっしゃいました。

アンケート結果から読み取ると、今や、企業が置かれている環境の変化はとても早く、競争激化、人材難にどう対応するかが喫緊の課題になっており、直接部門でのコスト削減はもとより、管理部門のコスト削減や業務効率化、改善にも着手し始めていると考えられます。

つまり、アウトソーシングは、有効な手段のひとつとして認知してもらえるようになっており、実際に導入する企業が増えているといえます。

調査手段:ネットリサーチ
実施日:2014年10月初旬
対象:全国の売上10億以上、従業員10名以上の法人および団体に属する総務、人事、経理等の管理部門に携わり、かつ業者選定、最終決裁をする立場の従業員400人

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ライタープロフィール

くもと編集

マーケター兼編集者
FOC 当コンテンツの編集者。 宝飾業界と広告会社を経て2008年 FOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。 「FOCのサービスに直接関係のない記事であっても、読んでくれた方の役に立つ情報をお伝えしていきます。」

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