パプリカ
外資系総合商社と総合マーケティング支援会社にて法人向け営業職を経験。 世の中にあふれる情報をかんたんにわかりやすく、一人ひとりに合ったかたちで伝えることをミッションに活動中。
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RPAの専門家によるコンサル費用の相場と、良いRPAコンサルタントを見つけるためのポイントを解説します。自社にRPAのノウハウがなく、専門家にコンサルを受けながら安全に導入したい企業の方は、ぜひ参考にしてください。
まずはRPAコンサルとはどんな仕事なのか、具体的な業務内容からみていきましょう。
RPAの導入を提案するコンサルタント
RPAコンサル(RPAコンサルタント)とは企業のRPA導入をサポートしてくれる専門家のことを言います。どの業務にRPAを導入すれば効果が高いのか、導入計画はどう進めるべきかなどを専門家の立場から調査し、アドバイスしてくれます。
一般的に、IT分野のコンサルタントやIT技術者などが、RPAの知識とノウハウを身に付けてコンサルタントとしてサービスを提供していることが多いようです。
RPAコンサルの仕事内容
RPAの導入を検討中の企業からヒアリングを行い、業務を最適化できる活用法や導入すべきツールの提案、導入支援・運用支援などを行うのがRPAコンサルの仕事です。クライアントの抱える問題を調査し、予算内で最大の効果を上げられるRPAの導入と具体的な運用方法を提案します。
それに加えて、導入後にRPAの運用責任者となる人材の育成支援や、現場社員がスムーズにソフトウェアロボットを開発・実行できるようにするための研修の提案・運営を行うケースもあるようです。
導入前の情報収集から導入後の運用支援まで、RPAに関わるクライアントの悩みや課題を解決するために徹底したサポートをしてくれる存在と言えるでしょう。
RPAコンサルの仕事内容を説明したところで、RPAの導入を検討している企業がコンサルを活用する具体的なメリットを説明します。
知見やノウハウが得られる
コンサルを依頼する大きなメリットは、RPAのスムーズな導入や業務効率を最大化させる運用方法に関して、有益な知見やノウハウが得られる点です。
RPAコンサルは、IT分野のスペシャリストや技術者がサービスを提供しているケースが多いため、RPA以外のITツールやマネジメントに詳しいコンサルタントも多いです。このことから、より高い視点から戦略的なRPAの活用方法を学べます。
最適なRPAツールを導入できる
さまざまなサービスベンダー(サービス提供会社)から数多くのRPAツールがリリースされているため、RPAに知見のない企業は、どのサービスを選択すれば良いか判断が難しいのが現状です。
そこでRPAコンサルを依頼すれば、自社のビジネス環境と業務上の課題を把握した上で、これまで培ってきた知識と経験から最適なRPAを提案してくれます。闇雲にRPAツールを導入するよりも、自社の状況に合ったものを導入できる可能性が高くなります。
導入後の不安を解消できる
RPAを導入してすぐに業務上の課題が解決できたり、業務効率が上がったりするケースは極めて稀です。多くは現場の社員が自らRPAを使って試行錯誤を積み重ねることで、徐々に業務が改善されていきます。
導入後の方が社員の不安や不満が出てきやすいので、RPAの導入前から導入後の運用まで一貫してサポートをしてくれるRPAコンサルは、特に初めて業務にRPAを採用した企業にとって非常に心強い味方となるでしょう。
では、RPAコンサルを含め、RPAの導入にかかる費用の目安はどれぐらいでしょうか?当然、導入するRPAによって費用は大きく変わりますが、大体の相場は知っておきましょう。
コンサル費用
RPAのサービスベンダーが導入時のコンサルも請け負うケースでは、初期費用にコンサル費用がも含まれることもあります。別途RPAコンサルを依頼する場合、それぞれのコンサルタントの設定単価と必要工数によって価格が大きく変わってきます。大規模な導入となると、コンサル費用だけで数千万円かかる場合もあるようです。
ただし、多くの場合、RPAの導入支援と管理・運用サポート、ソフトウェアロボットの開発レクチャーなど、諸々のサポート込みで1日8万~10万円程度、年間で250万円程度の料金設定を行っているコンサルサービスが多いでしょう。
当然、コンサルタントやコンサル企業によって費用は変わってくるので、事前にどれぐらいの料金がかかるのか、確認する必要があります。
導入費用
RPAの導入にかかる費用は、多くのベンダーが問い合わせ後に見積もりを出すシステムになっているため、具体的に分からないことが多いです。初期費用が無料のサービスもあれば、規模によっては1,000万円を超える場合もあるようです。
このように、かなり費用の幅が広いのですが、パソコン1台から導入できるデスクトップ型RPAは10万円程度でツール買い切りタイプのものもあります。まずはベンダーに問い合わせてみましょう。
運用保守費用
買い切りタイプではなく、サブスクリプション(継続課金)型のRPAサービスの場合、導入費用に加えて毎月(あるいは毎年)利用料金を支払って使うことになります。ツールの保守費用が別途かかる場合もあれば、毎月のライセンス料に保守メンテナンス費が含まれているケースもあるようです。
運用にかかる費用も導入するRPAによって幅がありますが、初期費用の1~2割程度が相場と言われています。
RPAの導入をサポートしてくれるRPAコンサルの仕事内容と、コンサルを活用するメリットを解説しました。導入前の調査から導入後の運用サポートまで一貫して行ってくれるため、初めてRPAを導入する企業にとっては心強い味方となるでしょう。
導入にどのような料金がかかるのか、コンサルを受けることで自社に適切なRPAを導入できる可能性が高まります。ただし、コンサルも自社に合わなければ十分な恩恵が受けられません。これまでの実績や専門分野などを確認した上で、信頼できるコンサルタントを選ぶようにしましょう。
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