RPAを学習する方法は3通り。ジャンル別で学習サービスを徹底解説

RPAは日本でも導入が進んでいる、定型業務をロボットに代行してもらうツールです。仮想知的労働者(デジタルレイバー)とも呼ばれています。RPAの機能や使い方を学習するにあたり、どのような勉強方法があるのかを紹介します。

 

RPAを学習する方法とは?

 

rpa 学習

RPAを導入することで、業務効率化や人件費の削減を効果的に行うことができます。RPAを導入する企業は大企業を中心に増加傾向にありますが、自社に導入するにあたっては、RPAを利用する知識を身に付けなければなりません。

RPAの知識を身に付け、運用する方法を学習するためにはどのような方法があるのでしょうか?

 

RPAについて

そもそもRPAというものを明確に理解するところから始めましょう。

RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、日本語に直訳すると「ロボットによるプロセスの自動化」ということになります。人間が行っている定型業務をロボットが自動で行うようになる仕組みのことです。

データの打ち込みや経理伝票や売上伝票の発行、ボットによるカスタマーの対応などをロボットに任せることで、業務効率化や人件費削減が図れます。そうした「プロセスが決まっている定型業務」を代行するツールとしてRPAは最も効果を発揮します。

RPAはプログラミング知識があまりない人でも使いやすいのですが、きちんとした運用をしていくためには、やはりRPAについて基礎知識や利用方法を学ぶ必要があります。

方法は、主に以下の3種類です。

 

オンライン学習サービスを利用する

オンライン学習とは、インターネットを通じて場所を問わずに学習するサービスのことです。映像配信、ビデオ会議方式などやり方は学習サービスを提供している会社やWebサイトによって変わってきます。

映像配信は、あらかじめ撮影していた映像をWebサイトからアクセスしてチェックする方法です。ビデオ会議方式は、チャットやテレビ電話を通じて、講師と直接コミュニケーションをとりながら学習していく方法になります。

受講者のレベルやペースに合わせた学習がしやすく、RPAを学んでいく手段として有効です。

 

講義・研修で学習する

実際にRPAを活用している技術者や資格者が開催しているワークショップに参加したり、あるいは講師を呼んで、講義や研修をしてもらうという方法もあります。

講義や研修では、その場で受講者の操作を見てもらい、問題や分からないところがあれば教えてもらいながら学習を進めて行きます。そのため成長も早く、実践で使える有効なノウハウを習得しやすいのもメリットと言えるでしょう。

 

製品サポートを利用する

RPAを提供している会社の中には、自社製品の使い方についての講習やサポートを設けているところもあります。

格安で受講できるサービスもあれば、無料で講習を受けられるサービスもあります。その製品に特化した講習なので、学習期間が比較的短く、実践向きな講義内容になっているのもポイントです。

講義以外にも、製品の使い方が分からなかったり、トラブルが生じたりしたときに問題解決のためにサポートしてくれる事業者も多くあります。問題解決のノウハウを学び、RPAについて学習する足掛かりとなるはずです。

 

オンラインで学習できる主なサービス一覧

 

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オンラインで学習できるサービスを紹介します。RPAのツール選びの参考に、また学習機会を設ける参考にしましょう。

 

無料で学習できる「UiPath アカデミー」

UiPathは、UiPath社が提供しているRPAで、世界的に見ても人気のあるツールです。そのUiPath社が提供しているRPAを学習するeラーニングが「Uipath アカデミー」です。

全てのコースを無料で学習でき、初心者から運用者向けの実践的なメニューを用意しています。

『UiPath Certified Professional』という認定資格もあり、資格取得を目指しながらUiPathの開発について学ぶことが可能です。

UiPathアカデミー RPA無料学習サービス | UiPath

 

「WinActor」のeラーニング講座

WinActorは、2010年にNTTグループが開発した日本のRPAです。操作方法やサポートも完全に日本人向けなので、日本でのシェアが高いツールです。

NTTではWinActorの使い方が学べるeラーニング講座を提供しており、そこからRPAの開発・運用の基礎やWinActorの使い方について学ぶことが可能です。

 

無料講座

WinActorのeラーニングには、無料と有料の講座があります。

無料講座の場合は、RPAに挑戦抽選してみたい初心者向けの講座で、5章まである視聴型学習コンテンツと20問の習熟度確認テストがあります。学習時間はおよそ50分です。

受講自体は誰でもできるので、WinActor以外のRPAツールを利用することを考えている人にもおすめの講座です。

 

有料講座

有料講座は、約10のコンテンツの中から好きなものを選択し、購入することができます。動画の専門性などによって価格は異なりますが、数千円から2万円前後の価格で1コンテンツを購入することが可能です。

内容は初心者向けから、RPAに実行させるための作業手順であるシナリオの作成方法や、機能操作までさまざまで、WinActorの基本となる操作・機能を習得し、簡単なシナリオ作成ができるレベルを学習することができます。

シナリオ作成に関しては、自分で作成したシナリオだけではなく、他の人が作成したシナリオも読み解くことができ、そこへ修正・追加を加えるといった、実践的なレシナリオ作成を学ぶことができます。

また、トラブル対応やお客様先へRPAを導入するために、業務整理・RPA導入検討等を手がけることの出来るレベルも用意されており、RPAを組織に取り入れ、まずはスモールスタートから実際に携わっている業務をWinActorで効率化したいという方におすすめな講座です。お得な年間プランも用意されています。

WinActor eラーニングコンテンツ

 

RPAコンサルティングのNOCが提供する「WinActor RPA研修オンラインコンテンツ」(e-Learning)」

NOCアウトソーシング&コンサルティングは、RPA(WinActor)の導入を支援するコンサルティング会社です。

現場主導でのRPA導入が拡がる中で、カリキュラム販売の要望が多かったことで、これまでNOC独自の研修コンテンツとして利用していたノウハウを外部の企業に向けてオンライン(e-Learning)で提供しています。

e-Learningの受講期間内(最大30日間)で、実業務の傍ら空いた時間を利用して、基礎研修の内容を受講できるようになっています。

より実践的な内容を希望する場合には、専任講師のレクチャーのもと、より実践的なカリキュラムの研修への参加も可能です。

WinActorの導入したがなかなか使いこなせていない、もっと上手に活用したいという方には特におすすめできる研修プログラムです。

 

講義で学習できる主なサービス一覧

 

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RPAを講義で学習できるおすすめのサービスを紹介します。自社に最適な講義を見つけてみましょう。

 

短期学習型「BOOTCAMP for RPA」

「BOOTCAMP」は、AI産業に着目し、ITやAIについて講義や実際にプログラムを使って学ぶ実践型の講座です。経験豊富な講師の元で少人数で指導が受けられます。

講座は初級・中級・上級の3コースがあり、それぞれが約2週間程度の学習時間となっています。シェア率の高いUiPathを使用した講座から始まります。

そのほかにも、「BOOTCAMP RPA SECURITY」というRPAの高度なセキュリティ設計について学ぶコースも用意されています。ツールはWinActorがメインです。

BOOTCAMP for RPA

 

派遣会社の研修講座

派遣会社では、求人の紹介や人材派遣、就活のためのスキルアップ支援など、就職活動についての分野を幅広く扱っています。

そのスキルアップ支援の項目の中に、RPAに関する実践的なトレーニング研修がある場合があります。

座学から開発体験までをおよそ16日間で行う短期講座で、集中的にスキルアップができるものや、Zoomを使用して自宅からでも学習できるものなど様々な種類があります。

RPAアソシエイツ研修 ~実践型トレーニング~

 

製品サポートを利用した学習サービス

 

rpa 学習

RPA製品を利用すると、事業者からさまざまなサポートが受けられます。そのサポートの一環として学習サービスを設けているRPAを紹介します。

 

「Blue Prism」

Blue PrismはイギリスのBlue Prism社が開発したRPAツールです。世界各地に現地法人があり、1800社を超える企業に導入されています。

フローをドラッグ&ドロップで作成できるため、フロー作成の自由度が高く、セキュリティが高いツールとしても知られています。

Blue Prismのオンボーディングには、Blue Prismを扱う上でのさまざまな資料が格納されています。技術仕様や活用方法、ユーザー同士の情報共有を行うスペースなどがあり、ユーザー同士で問題を解決することもできます。

RPA学習に関するトレーニングコンテンツも格納されていて、担当者がBlue Prismを扱うスキルを磨くことも可能です。

Blue Prism オンボーディング ~はじめよう!

 

まとめ

RPAは定型業務を自動化する便利なツールです。エンジニア以外の非技術者でも比較的利用はしやすいですが、設計や運用にはスキルが求められます。

こうしたスキルを学ぶためには、オンライン学習を利用したり、RPAツールの事業者が提供している学習講座を受けるなどの方法があります。自社のスタイルに合った方法を見つけて、RPAを活用できる社員育成を始めてみましょう。

 

ライタープロフィール

くもと編集

くもと編集

マーケター兼編集者

NOC 当コンテンツの編集者。 宝飾業界と広告会社を経て2008年 NOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。 「NOCのサービスに直接関係のない記事であっても、読んでくれた方の役に立つ情報をお伝えしていきます。」