くもと編集
マーケター兼編集者
FOC 当コンテンツの編集者。
宝飾業界と広告会社を経て2008年 FOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。
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前回の【経理のはなし4】は経理の毎日の仕事から、「帳簿と伝票の作成」についてご説明しました。
今回は、経理の毎月の仕事から「売掛金と買掛金」というテーマでお話しします。現金管理、預金管理でも少しだけご説明しましたが、得意先からの入金額の確認や仕入先や外注先への支払いは日常的なものとして経理担当者は業務を進めています。
皆さんもご存知のように売上や仕入については、毎月の締日があってその期間内(多くの場合は1か月ですね)の売上や仕入代金を翌月や翌々月に精算するという会社がほとんどです。(飲食業などの”現金商売”の場合は少し異なりますが)
そういった訳で、毎月の経理の仕事(月次業務)という括りで売上と仕入に関する業務を取り上げてみたいと思います。
先ほどもお話ししましたが、現金商売などの例外を除いては、代金の支払いをその場で現金などで行うよりも一定の期日を定めて、その期日にまとめて払うという方法が一般的です。商品を売った側からみた場合、そのような売上債権のことを「売掛金」、買った側から見た場合の支払債務を「買掛金」と呼びます。
また、簿記や経理の考え方としては、仕入に関する支払債務を「買掛金」、外注費やその他の経費に関する支払債務を「未払金」として区別をしています。
簡単にまとめて言うと「得意先に請求書を作成・送付して、売掛金の入金状況を確認・管理する」業務です。もちろん会社の規模によっては先述した通り他部署が請求書の作成するケースもありますが、ここでは経理部門が請求の作成をするという場合でご説明します。
商品を販売したりサービスの提供をしたら、その取引内容を確認・記録して請求書を作成します。請求書には得意先の会社名や担当部署と合計請求金額、そして振込先や支払方法を記載して代金の支払を受けます。締日については月末が一般的ですが、10日締めや15日締めという場合もあります。
売上管理についてもPCソフトなどの利用が一般的になっていますから、集計作業や請求書の作成作業は、特別な取引が無ければ、毎月のルーティン業務として処理が可能です。もちろん、今でも手書きで請求書の作成をしている小規模な会社もあります。そういった手書きの請求書の場合、カーボンなどの複写式で一部を得意先に送付し一部を会社控えとして保管するという方法が一般的でしょう。
まず、請求書の金額について会計仕訳を作成し仕訳日記帳や伝票に記載します。
<仕訳例>
本体金額10万円の商品を販売した(消費税率8%、月末締め翌月末払い)
消費税込みの経理処理の場合(税込経理)
借方:売掛金 108,000 貸方:売上高 108,000
※消費税別の仕訳などについては、後日別の機会にご説明します。
仕訳日記帳や伝票に記載したら、総勘定元帳や売掛金台帳(得意先元帳)などの補助簿に記載します。
多くの場合、締日と支払日が予め決まっていて、それに基づいて支払業務を行います。したがって売掛金の入金日は得意先ごとに管理が可能です。月末や5・10日(ごとうびと読みます)に入金の確認をします。預金口座への振込等による支払いが一般的になっていますが、手形や小切手を集金してくるという場合もあります。
月末締め翌月末払いという例であれば、前月分の請求額が今月末に入金されるはずですので入金額が一致するかどうかを確認した上で会計仕訳を作成し仕訳日記帳や伝票に記載します。
振込手数料が差し引かれた金額が入金されたり、あるいは会費等が控除されているケースもあります。得意先から「支払通知書」などが送付されますので、それらの内容も確認し会計仕訳として記録します。
<仕訳例>
売掛金108,000が普通預金口座に振り込まれた。
借方:普通預金 108,000 貸方:売掛金 108,000
売上を計上するときと同様に、仕訳日記帳や伝票に記載したら、総勘定元帳や売掛金台帳(得意先元帳)などの補助簿に記載します。
仕入の取引については売上の取引と処理内容はほぼ同じです。
仕訳の代表的なものを挙げておきましょう。
<仕訳例>
本体金額10万円の商品を仕入した(消費税率8%、月末締め翌月末払い)
消費税込みの経理処理の場合(税込経理)
借方:仕入高 108,000 貸方:買掛金 108,000
<仕訳例>
買掛金108,000を普通預金口座から振り込んだ。
借方:買掛金 108,000 貸方:普通預金 108,000
次回は勘定科目についてご説明します。
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