くもと編集
マーケター兼編集者
FOC 当コンテンツの編集者。
宝飾業界と広告会社を経て2008年 FOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。
「FOCのサービスに直接関係のない記事であっても、読んでくれた方の役に立つ情報をお伝えしていきます。」
MENU
仕事中、「息抜きしたいなぁ」と思うことはありませんか?
とやかく言われるわけではないけど、休憩を自発的にとりづらいとか、気づかれないようにとっているとか、が一般的には多いかと思います。
人間の集中力の持続時間は、諸説ありますが40分くらいから最長90分程度だと言われています。学校の1時限や大学の講義時間、映画の長さを考えるとなんとなく納得しますね。
「いやいや、夢中でいつの間にか8時間くらい経過してますよ」という“モーレツ社員”もいるかもしれませんが、大半の人は頑張っても90分で集中が切れてしまうのです。
日本人は、社会人歴が長いほど“モーレツ社員”文化の名残りからか、「息抜き=サボる=駄目なこと」という意識があります。
そんな雰囲気があるなかで、本当は息抜きをしたくても、
・サボっていると思われたくない
・上司が見ている前だと評価が下がってしまう
・自分だけ息抜きするのは後ろめたい
といった理由で、我慢して仕事をしてしまうことはよくあります。
また、新入社員に対して、「息抜きしている暇があったら仕事しろ」、アルバイトや派遣社員に対して、「時給で働いているんだから時間分きっちり仕事しろ」という風潮もあります。
上司や先輩から「息抜きなんてしないで仕事しろ」と言われれば、「そうだよな」と思ってしまいがちですが、集中力の持続時間を考えれば、“気合いで頑張れ”のような精神論は逆効果でしかありません。
とは言うものの、実は、「息抜きなんてしないで仕事しろ」と言っている上司や先輩も休憩をはさむと仕事がはかどることは、経験から理解していたりします。が、なぜか集団の一員になると、日本人の性か、堂々と息抜きすることができなくなります。
「子供じゃないんだから、個人の判断に任せればいいのでは」は正論なのですが、実態として息抜きがしづらい環境であれば、会社としてルール化することもありだと思います。取り決められたことをきちんと守る日本人の特性を逆手に取る発想です。
例えば、1時間に5分休憩、お昼休憩は別にして合計8回の息抜きを設定する、などです。
※製造ラインや軽作業を行う工場では、定期的な休憩をとることは既に行っているかと思います。それをデスクワークで行ううえで、合計40分を長いと考えるか短いと考えるか、どのような効果が出たかは定量的というよりは定性的に評価をすべきです。
本来は仕事のアウトプットをきちんと定義し、その過程での行動は、社員の裁量に任せてしまえば、息抜き問題なんてものは実に些細な問題でしかありません。しかし、まだまだ職場に“いる”ことが評価される日本の環境では難しいことなのかもしれません。
カフェのようなスペースやコモンルーム(談話室)を整備している企業もありますが、まだまだ一部です。
ちなみに検索エンジンで有名なグーグルでは、オフィス内にカフェテリアがあり、食事・軽食が無料、さらにはジムや医療施設などがあるそうです。
(出典元 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/77315?page=2)
さすがにグーグルは極端ですが、個人で息抜きできる方法としては、トイレに行く、コーヒーやお茶を飲む、お菓子を食べる、タバコを吸う、ストレッチするなどが代表的です。
なかに歌を歌う、オフィスのまわりを散歩する、寝る、ゲームする人もいるようで、とても5分で終わらなさそうですが、いずれにしても社員が堂々と息抜きでき、働きやすい環境に変えていくことは、会社として努力する必要がありそうです。
いまや「モーレツ社員」は、「社畜」「ブラック企業」を連想させるネガティブな言葉です。
仕事が楽しくてモーレツ社員になる、自分の成長のために結果的にモーレツ社員になることは個人的には経験しておいてもいいのかなぁと思っていますが、日本の学校教育と新卒採用の仕組み上、誰でも“自分のやりたい仕事に就く”ことはレアケースで、さらに仕事に没頭できるかは相当確率が低いと言わざるをえません。
残念ながら、入社してから自分の担当する仕事が決まることが普通で、それが決して自分がやりたかった仕事でモーレツにやりたい仕事かどうかわからないのが日本の就職事情です。
このように考えますと、好きな仕事をしてモーレツ社員になるのはともかく、したくもない仕事をして息抜きもできない(しづらい)環境が一般的ならば、やはり、会社が率先して息抜きのしやすい環境を整えるのは最低限の努力ではないでしょうか。
庶務業務は、オフィスにおけるあらゆる業務が該当し、備品の管理、郵送物の受け取り、受付対応など、その仕事内容は多岐にわたっています。それゆえに属人的になりやすく効率化する事が難しい業務とも言えます。FOCがそういった煩雑な業務を整理し、一括でサービスをご提供します。
サービスの特徴
FOCは、30年/1,000社以上のノウハウを活かし、御社のコア業務の生産性向上、バックオフィス部門のコスト削減に貢献します。
ライタープロフィール
くもと編集
マーケター兼編集者
FOC 当コンテンツの編集者。
宝飾業界と広告会社を経て2008年 FOC入社。営業や制作ディレクターを経験し、現在はWebマーケティング担当兼当コンテンツの編集を担当。
「FOCのサービスに直接関係のない記事であっても、読んでくれた方の役に立つ情報をお伝えしていきます。」
関連記事を見る
タグから探す
人事・総務・経理部門の
根本的な解決課題なら
芙蓉アウトソーシング&
コンサルティングへ
SERVICE
私たちは、お客様の
問題・課題を解決するための
アウトソーシングサービスを
提供しています
30年にわたり1,000社の人事・総務・経理など管理部門に対してコスト削減、業務効率化の支援をしてきたFOCだからこそできる、ソリューションをご提供します。
アウトソーシング・BPOの枠を超え、クライアントの本質的な課題解決のために、最適なサービスを提供します。
CLOSE